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◇◆会議録作成の基本◆◇




 まず、会議録原稿を作成するに当たっての基本を考えてみます。


 @「正確性の確保」と「ミスの質」

 何といっても、「正確性」をしっかり確保することです。つまり、ミスをなくするということです。
 当然ながら、目指すのは「ミスゼロ」ですが、膨大な文字量になる会議ですし、人間がやることなので、一定のミスが残る可能性はあります。

 そこで考えておきたいのは、犯してはならないミスがあるということです。それは「ミスの質」と言えます。この場合のミスとは、「文字の選択間違い」や「聞き間違い」などと考えていただければと思います。


 A「ミスの質」の例

 例えば、「いずれにしましても」の「に」が抜けていたり、体裁が若干不統一であったりという程度のミスであれば、百歩譲って、まだ許されるかもしれません。

 しかし、かすかな音の「フ」を聞き漏らして「不採択」を「採択」にしたり、「施策を展開する」を「施策を転換する」に聞き間違ったり、固有名詞を間違っていたりすれば、記録として命取りになることは明らかです。

 日本語には、同音異義語や類音語が無数にありますし、発言が曖昧で聞き取りづらいときもありますが、こうしたものの選択を誤れば、意味が全く変わるわけですから、基本中の基本として、そのような「文字の選択間違い」「聞き間違い」は絶対に許されないと考えなければなりません。








  

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