所在地
〒064-0912
札幌市中央区

南12条西21丁目

2-7-403



  研修会開催の心得

 北海道速記士会の研修では、講話を聞くというだけではなく、実際に業務に携わっている中で出会うさまざまな悩みどころをゲーム感覚で学べるようにしております。このようなスタイルにより、耳で聞くという以外に、自分たちで考え、それをグループ内で討議することができます。
 私たちが行う会議録の作成には、決まりきった正解はありません。もちろん、文法上の原則などはありますが、最後は自分たちの感覚に委ねられる部分が非常に多いのです。そのため、仲間同士での話し合いの場が非常に少なく、また、話し合いの末にお互いが納得できる答えが見つかるとも限りません。
 だからといって、そうした討議が全く不要かというと決してそうではありません。むしろ、より多くの意見をぶつけ合うことでさまざまな考えがあることを改めて認識できるのです。そして、それは、今後の会議録に必ず生かされていくのです。

 そこで、北海道速記士会では、このような考えを重視し、記録士としてのスキルをさらに向上させるため、工夫を凝らした問題にグループでチャレンジしてもらいます。
 記録士には、四つの重要なスキルが必要です。
 それは、@どんな発言も正確に聞き取る力、A原稿の中から間違いを探す気づく力、B専門的な用語を含め、広く一般に問われる知識、C誤読や誤解を与えないように工夫する理解力です。
 この4分野に分け、それぞれ初級、中級、上級の各3問が出題されます。もちろん、級が上がるに従い、難しさも伴ってきます。そして、最後には、この全ての分野を結集した総合問題が待ち受けています。

 皆さんもぜひ一度チャレンジしてみてください。
 

 

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